
砂糖が体に悪いらしいというのは、たまに聞きますが何が悪いかご存知ですか?
知らずに気分に任せて甘いものを食べていると取り返しのつかなことになりかねません。
「甘いものがやめられない!」というのはその前兆です。
今回は砂糖についての正しい知識を身につけて、どう関わるべきかを解説します。
砂糖が何が体に悪いのか?
悪玉菌のエサになる
砂糖は腸内で悪玉菌の餌になります。
悪玉菌が増えると腸内環境が悪くなり便秘や体の不調などの原因になります。
脳腸相関といって腸の状態が脳や精神に影響するという研究があるくらいです。
善玉菌などを増やして、なるべく腸内環境をよくしたい方は砂糖は控えたほうがいいです。
シミやしわの原因に
悪玉菌を白血球が処理した残りの死骸が活性酸素という、体を錆びさせるものを作ります。
これが皮膚に現れたものがリポフスチンで、結果シミシワができます。
お肌に気を使っている方が化粧品も大切ですが口から入れているものも重要になってきます。
肥満の原因になる
体で処理しきれなかった糖分は脂肪に変換されます。
また糖分を摂るとインスリンという血糖値を下げるホルモンが分泌されるのですが、これが脂肪を燃やすのを邪魔したり脂肪を増えやすくします。
つまりどうやっても脂肪が作られてしまうのです。
だからと言って糖質を抜く必要はありませんがお菓子などの砂糖はなるべく控えと方が良さそうです。
眠気や集中力の低下
砂糖をとって血糖値が上がるとインスリンが分泌され血糖値を下げようとします。
すると逆に「低血糖」という食べたばかりにも関わらず栄養が足りないような状態になります。
それが眠気や集中力の低下を導きます。
あんたもお昼のご飯の後は眠くなったりしませんでしたか?
まさにあれが低血糖の状態です。
もちろん糖は必要ですが、取りすぎると低血糖状態になるので注意が必要です。
中毒性やイライラを引き起こす
低血糖状態になると「糖をもっと取りたい」という気持ちになります。
これがお菓子がやめられない無限ループの状態です。
「何か口が寂しい」「食後に甘いモノが食べたい」という状態になります。
そして糖が切れるとイライラしたり不安になったりするので気持ちをあげようとまた甘いモノを食べたくなります。
さなざまな病気の引き金に
砂糖は摂取するたびにビタミンB1やカルシウムを奪っていきます。
そのことによりガン、心臓病、脳卒中リスクなどの病気につながります。
こんなものにも砂糖が入っている
いくら甘いものを控えていても、砂糖が入っているものを摂取していては頑張りが半減です。
何に入っているのかをしっかり把握しておけば知らずに摂取することも防げます。
食パン
あなたがよく食べるパンは柔らかいですか?
それともライ麦パンのように硬いですか?
パンを柔らかくするためにはたくさんの砂糖が必要です。
菓子パンでなくても例外ではありません。
「そんな甘く感じないよ?」と思っても普段食べているパンには砂糖が入っています。
スープやソース
しょっぱいスープやソースにも砂糖がたくさん入っています。
試しにコンビニの品質表示の裏面を見てみてください。
「砂糖」と書いてあります。
砂糖はなるべく取らないようにしている!
といっても、もしかしたら食べているモノにはしっかり砂糖が入っていることがあります。
野菜ジュースや調製豆乳
「体にいいから飲んでいる」という方もいらしゃいますが、よく見ると砂糖を添加されているものがあります。
無調整豆乳は飲みにくいと思う方もいらっしゃいますが、シンプルな調製豆乳でも砂糖がしっかり入っています。
また野菜ジュースの中の果物は糖分が多く脂肪にはなりやすいのでお気をつけください。
さらに法律上、市販されるものは衛生のために必ず加熱します。
そのためビタミンが壊れていたり表示されている成分より実際は少ないこともあるので、「野菜の代わり」ではなくあくまで「栄養補助」としてお使いください。
外食やコンビニ弁当
ほとんどの食事に入っていると言っても過言ではありません。
むしろ砂糖の入っていないものを食べる方が難しいです。
ラーメンやうどん、お弁当にポテトチップス…色々なものに入っています。
あまり神経質になると大変なので、ある程度は抜きどころも大切ですが、入っているということ知っておけば健康に対する意識が高まります。
抜くとこんないいことが
体脂肪が減って痩せる
砂糖は脂肪を作る原因になりますので抜くことだけでも十分ダイエットになります。
私も体脂肪がガッツリおちたのでダイエットしたい方はまず甘いものを抜いてみてください。
砂糖を抜くことで痩せることはあっても太ることはありません。
しみやしわ、ニキビの予防
私はニキビ肌の体質だったのですが、砂糖抜くことによって全くニキビがなくなりました。
お菓子は脂肪分も多いので肌にはかなり悪影響があります。
美容を意識している方は少しずつでも甘いものを抜いて行ってみてください。
精神安定しストレスが減った
「甘いものが食べたーい!」というストレスがなくなります。
ストレスがあるから甘いものに走っていたのですが、いつの間にか甘いものを食べないことがストレスになっていました。
甘いものを食べるとドーパミンが脳内に出ます。
ストレスを感じたりテンションが下がったりするとそれらを緩和させようと甘いものを食べたくなります。
後ほど対策をお教えしますが甘いもの中毒なるとタバコやお酒のようにないと不安やイライラにつながります。
抜くための対策
やみくもに「今日から砂糖を抜く!」と言ってもそれがストレスになり挫折せてしまうことがあります。
砂糖を抜くためのコツがあります。
もし砂糖抜きを考えてるのでしたらこちらの記事「ダイエット中に甘いものが食べたくなった時の対処法」を参考にしてください。
まとめ
「砂糖は良くない!」といっても糖質は体に必要なので炭水化物の摂取は必ずしてください。
あくまで精製された砂糖が好ましくないということです。
ただ、お菓子など砂糖を使ったものが美味しいのも事実なので食べ過ぎないよう適度に楽しんでみてください。
あなたの健康がより向上することをこころより応援しております。
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