ヘルシー通信

ダイエットでは肉や油を控える人が今でも多く、健康を意識する人でも「コレステロールは控えた方がいい」という考えがあります。

しかし実は肉や卵、油から取れるコレステロールは必ず取らなくてはいけない成分です。

ではなぜ悪いという風に言われているのでしょう?

今回はコレステロールの正しい情報や何が必要なのかについてお話ししていきます。

 

・本当にコレステロールは体に悪いのか?

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昔、ソ連のアニチコフと言う方がうさぎに卵黄を混ぜた餌を与える実験をしました。
卵黄はコレステロールが多いので、それを与え続けるとどうなるかという実験でした。

しばらくするとうさぎの血中コレステロール値が上がり死にました。
なのでアニチコフは「コレステロールは危険だ!」と言ったのが今の日本でも言われ続けています。

ただここで、違和感を覚えます。

普段、うさぎは何を食べてるでしょうか?
…そうです。うさぎは草食動物です。
草食動物は卵を食べません。

実はうさぎは必要なコレステロールを100%体内で作り出せます。
なので食事から摂取する必要がありません。

餌に卵黄を混ぜる実験を他の科学者が犬で試したところコレステロール値は変わらなかったそうです。

人間も同様、コレステロールを沢山食べても大丈夫です。

国立ガンセンターの研究員が毎日卵を10個食べる実験をしたのですが、1ヶ月食べ続けてもコレステロール値は変わりませんでした。

人間に必要なコレステロールは食事で30%ほどです。
あとの70%のコレステロールは肝臓で作られます。

なので食事でたくさんコレステロールを取って食事で50%になったところで肝臓が50%くらいになるよう作る分を調節してくれるのです。

つまり卵を5.6食べたくらいではコレステロール値は変動しません。もちろんメタボなどで正常に内蔵が機能していない人がコレステロールを摂りすぎると調節できず血中コレステロール値が上がってしまうのでお医者さんの指示がある場合は従いましょう。

 

 

・コレステロールって何で必要なの?

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コレステロールには5つの役割があります。

 

①細胞膜の材料

細胞を作るのにコレステロールは必須です。
ダイエットや健康のためにとコレステロールを全く摂らなくなると肌や髪だけでなく内臓や血管に影響を及ぼします。

特に高血圧の人がコレステロールを取らないと大動脈乖離という血管が破れてショック死してしまう病気になります。

 

②ビタミンDの材料になる。

光合成のように酸素は作れませんが、人間は日の光に当たるとビタミンDが作られます。
ビタミンDはカルシウムを吸収するのに必要なので日の光を当たらない人は骨粗しょう症のなりやすいです。

日に当たるのが嫌という人も多いですが、美容と健康の両立にはバランスが大切なようです。

 

③女性ホルモン・男性ホルモンの材料になる。

コレステロールからエストロゲン(女性ホルモン)やアンドロゲン(男性ホルモン)と言う性ホルモンになります。
しっかりコレステロールを取らないと生理不順や婦人系の病気になります。
男性も不妊症や精力減退など不調が生じます。

 

④抗ストレスホルモンになる。

ストレスを感じると脳は「ストレスに打ち勝つホルモンを出せ!」という指示を副腎皮質に出します。
すると「コルチゾール」というホルモンを出します。

これによりストレスの悪影響を抑えてくれるのですが、ちゃんと分泌されないと体に様々な異常をきたします。

 

⑤胆汁酸の材料

油を取ると胆汁酸という油を乳化して吸収しやすい成分にします。
これの合成できなくなることにより胃がもたれたり胃腸に不調が起こります。

 

コレステロールに関係なく食べた方がいい食品

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たまご

卵というより卵黄が高いと言われています。

しかしそれは卵黄だけを測定したものであって卵黄だけで100g(5個分)食べることはなかなか難しいかと思います。

また加熱するとコレステロール値は少なくなります。
卵は良質なタンパク質がとれる上にゆで卵にすると満腹感を得ることが出来るのでダイエットには最適です。

率先して食べていきましょう!

 

肉類

肉はコレステロールが多めですがダイエットにタンパク質は大切です。

特に豚肉はビタミンB群が豊富で体を元気にしてくれます。

脂身が多いものは摂りすぎると体に悪いですが、60gくらいはタンパク質をとりたいので肉や魚を一日で手のひら二枚分(500g程)食べてください。

 

チーズ

乳製品などはコレステロールが含まれています。

脂質も多く含まれているので沢山はオススメできませんが栄養豊富で満腹感も出るので間食などにはオススメです。

ただ「プロセスチーズ」より乳化剤や砂糖など余計なものが入っていない「ナチュラルチーズ」の方が身体にも優しいです。

 

まとめ

正しい情報を知らないでイメージだけで行動を起こすと、良いと思っていたことが実は体に悪かったということは誰にでもあります。
身体に異常がある人が過剰なコレステロールを取ることは確かによくありませんが、健康な人は全く気にすることない上にコレステロールは元々身体に必要なものです。

正しい知識で健康的な食生活をしてダイエットをしていきましょう!

あなたのダイエットを心より応援しております。

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